ご挨拶

第49回全日本教育工学研究協議会(青森大会)の開催にあたって
 

 

日本教育工学協会会長/東京学芸大学教授 

高橋 純 

 第49回全日本教育工学研究協議会全国大会を青森県南教育工学研究会をはじめとした関係者の方々のご協力を得て、開催できますことに感謝申し上げます。

 本大会では、学校情報化先進地域に認定された青森県六ヶ所村において、小学校2校、中学校1校、高校1校の授業公開を予定しております。六ヶ所村は文部科学省のリーディングDXスクールの認定も受けており、GIGAスクール構想における最先端の授業公開が行われると期待されています。また、青森県三沢市において、基調講演、研究協議会、ワークショップなども企画されております。全国の教員現場の方々、教育情報化関連企業の方々、教育の情報化を研究対象としている教育工学研究者の方々には、ぜひ、充実したプログラムを通して実践と理論の交流を行い、連携協力関係を築いていただければ幸いです。

本大会のテーマは、「ICTの活用で、子供たちの可能性を引き出す 令和の日本型学校教育の構築を目指して 〜本州最北端 青い森からの新たな風〜」です。

 共催の青森県南教育工学研究会では、石山宏一会長をはじめ会員の皆様が、日々教育工学研究の発展に取り組んでおります。当日は三沢市教育委員会、六ヶ所村教育委員会の御後援を受けて、その日頃の成果を発信するとともに、全国の先進的な事例と交流できる場になればと願っております。

 日本教育工学協会、通称JAETの全国大会は、全国各地の教育研究団体の主体的な取り組みを核に、地元の教育委員会のご協力、賛助会員の皆様のご支援をいただくことで、開催することが可能となります。開催の前年度からパナソニック教育財団のご支援をいただき、JAET役員を中心にアドバイザーとして授業公開校の研究支援を行う取り組みも進めております。今回も全国大会開催に向けて、教育委員会の方々や企業の皆様からも多大なご支援をいただき、実践研究に協力していただいていることに感謝申し上げます。

 ここ数年、研究発表は100件程度あり大変に盛況です。できるだけ多くの方に発表していただけるよう、教育工学に関わる研究や実践の発表であれば、どなたでも申し込むことができるのもJAETの全国大会の特徴です。まだ発表されていない方も今年の発表を参考にして、次年度の大会に向けて準備を進めていただければと思います。

 日本教育工学協会の活動は、主に賛助会員の皆様からのご支援、ご協力に支えられて行われております。多様なプログラムを通して明日の教育実践に役立つ研究成果を交流していただければ幸いです。